神は存在するか 

私たちが生活しているこの世は、自他の区別の無い純粋な意識が、自己の本質を体験しようとした結果、現れた世界です。そこでは、自分の意識が分別心(Mind)を持って自他を区別して、2元対立の生活を送っています。
この様に自他を区別する限り、神は存在します。同様に、過去にこの世に生まれた(降臨した)イエスキリストも仏陀もサイババも存在します。また私たちを守ってくれる魂たちも存在します。

一方、自己を忘じて自他を分別しない状態では、神も仏も存在しません、ただ分別心の無い純粋な意識だけが存在します。この状態では、私たちが一般に言うところの神や仏は存在しません。
この意識は無限の力を秘めた宇宙大に拡大された意識です。特定の名前を付けると限定された意味が独り歩きしてしまいますが、敢えて言えば、これこそ真の自己、大いなる意識、宇宙の本質、本来の神と言えます。この意識から輪廻する現象の世界が生まれます。この様に考えれば、私たちも神であり神の化身でもあります。

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